♪誰が熱田と名を付けた
この一週間ほど、講演、講座が連続した。
嬉しいことなのだが、本職の物書きの仕事でなく、勉強不足の講師を週に4、5回もやらせられると随分と疲れる。それなりに予習もいるから、案外にしんどい。
ちょと機嫌が悪いのが自分でも分かる。
これをストレスというのだろう。
◎10月8日 某会で卓話30分(差障りがありそうなので、匿名)
◎10月11日 東海近世文学会(研究者の発表と勉強会)
◎10月14日 日本福祉大学付属高校で講演 (高校2年生130余名に90分)=http://www.kamesaburo.com のブログをご参照。
◎10月16日 知多自動車学校で講演(教習所の教職員60名に知多半島ふしぎ話を50分)
◎10月19日 『ふるさと講座』(「吉原遊郭と南知多」を1コマ、55分)
◎10月21日 熱田の森文化センター「知多半島ふしぎ物語」定期講座60分。
あぁあ、と言いたくなる。
某氏に愚痴をこぼしたら、「しっかり儲けてるじゃないか」。
お言葉を返すようですが、
そんなに頂いているわけないやろ!
月に2回、熱田に行っている。
第2土曜は東海近世文学会で神宮の文化殿、第3火曜は名鉄のカルチャー講座でパレマルシェの6F。
だから、熱田神宮の森の四季を欠かさず見ているわけだ。
♪宮の熱田の 二十五丁橋で 西行法師が腰をかけ
東西南北見渡して
これほど涼しいこの宮を 誰が熱田と名を付けた
ここで、「エー トコドッコイ ドッコイショ」と合の手が入れば、名古屋音頭。
「ドスコイ ドスコイ」と合の手が入れば相撲甚句。
そうじゃないかな?
こんなに簡単に言い切ると、安田文吉先生の「ちょっと待ってちょうでぇ!」の大きな声が聞こえそうだ。
東海近世文学会は閉会後、パレマルシェの3F「神宮酒場」で懇談が通例。学者連とたわいのない話、時々、すごく勉強になる話でビールを飲む。かなり飲む。
熱田の森文化センターの終業後は、パレマルシェ5Fの「鈴の屋」でいつも決まったように味噌田楽の定食。ここは昼だからビールなし。
思えば、判で押したような年月を送っているわけだ。
「愚直」は苦手なぼくだが、生き様は案外と「愚直」なのかな。
ドスコイ ドスコイ
*写真は日福高校