『昭和史の隠れたドン』。重版出来

嬉しいことに『昭和史の隠れたドン 唐獅子牡丹・飛田東山』がそこそこ動いている(動く=業界用語で売れているの意)。

なんとアマゾンの「歴史人物評伝」の部でベストセラー1位となった。30年にもなる作家生活で初めてのこと。嬉しいやら驚くやらで毎日、ドキドキしながらランキングを見ている。ちなみに本日、11月30日朝は3位。

出版社から連絡があった。「重版する」。よし! 重版出来である。この「重版出来」は「じゅうはん しゅったい」と読む。変な読み方だがそれが正解。「じゅうはん でき」ではない。

さて、重版された拙書。なんとかこのまま動き続けてほしい。それはぼく個人の希望も勿論あるが、それにもまして、「差別」や「苛め」、特に弱い者苛めが目に余る昨今の世相に、本書の主人公・飛田東山のような凜とした男が現れて出てくれないか。そして「弱きを助け強きを挫く」働きをしてほしい。そう強く思うからである。

 

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