お寺フェアに出展
知多郡の曹洞宗青年会が「お寺フェア」を開いた。
10月1日(土)半田市乙川の「海蔵寺」が会場だった。
はんだ郷土史研究会にも地元ネタでの参加要請があった。では、と「地元の生んだ知られざる偉人たち」のパネル展を持たせてもらった。当会の得意ネタである。
当日、朝の小雨もあがり好天となり、800人を超す来場者だったという。座禅、お稚児行列、経画といったお寺さんらしいものから、フリーマーケット、屋台など縁日風のものもあって楽しいイベントだ。
当会は庫裏の2階の大広間で「パネル展」。
「大碇紋太郎」「榊原亀三郎」といった知られざる偉人から、「明治天皇」「豊田佐吉」「新美南吉」など知られた偉人など、半田ゆかりの偉人たちの秘蔵パネルを展示した。
展示会場を見ていて感じたのは、これらの資料が〝とても貴重で価値のあるもの〟と分かる人と、〝こんなものはどこにでもある〟と思っている人の違いだ。
別に優劣を言っているわけではない。
思わず、「猫に小判とは、このことだな」と思ったのだ。それは個々の価値観の違いだから仕方ないことだ。
ともあれ、当会が長い時間と労力。それにそれなりのお金を使って収集した資料群が多くに人にお披露目できたことに感謝している。誘ってくれた海蔵寺さんにも。
でも見学客に「分かる人」も「分からない人」もいる?
結構、結構。ご観覧は終日でゆうに100名を超えた。嬉しいことだ。知られざる偉人たちも喜んでいることだろう。