こもれ、何?
わが事務所の隣に乙川児童公園がある。その一角にこんな木、そしてこんな果実が一つ。寒空に震えるように下がっている。
冬の風物詩は、籠もれ柿が知られているが、これは柿ではない。
ミカンなど柑橘類でもなさそう、梨のように見えるが、こんな所に梨の木はないし、だいいち、梨の木はこんな大木ではないはず。
冬を越す鳥たちのために、少しの果実を残す自然界のやさしさ。それがこれなのだと思いたい。
こんなやさしさが、人間界にはあるだろうか。少しはあってほしいものだ。
ところで、この果実は何でしょう? ご存じの方はお知らせ願いたい。