はんだ郷土史研究会「ふるさと講座」200回の足跡・主な記念講座
令和4年(2022)4月17日のふるさと講座は第200回だった。思えば遠くに来たものだ・・の感慨である。
その足跡を簡単に辿ってみる
○第1回 平成17年(2005)7月31日 於・乙川公民館 47名出席。「よく集まったね」「このまま続けたいね」という会話だったが、これより200回、一度も休まず一度も遅れずに開催できるとは思ってもみなかった。(コロナで会場閉鎖による休会は3回ある)
○1周年記念会 平成18年8月例会 於・乙川公民館 88名出席。講座は「カブトビールと赤レンガ (竹内進)」、「横綱・大碇紋太郎研究 (西まさる)」ほか。講座修了後、はんだ郷土史研究会設立1周年記念 「伝統芸能を楽しむ夕べ」。
包丁儀式(入口修三=四條流包丁儀式正師範)=写真 と板山獅子舞(板山獅子保存会=県文化財)が出演。
記録的な会は、第22回・平成19・5・20の特別企画 「艦上機・彩雲を造った人×彩雲に乗った人」芦沢俊一(彩雲工場長)×榊原是久(彩雲搭乗員)+榊原定夫(ゼロ戦搭乗員)の鼎談。実に303名のご参加。椅子が足りずに慌てた。
参加者の数より、どこも真似できない、中島飛行機関連の貴重な発表会となったのが誇らしい。
○三周年記念会は平成20・8・24 141名の参加。第一部の通常のふるさと講座に続き、第二部は記念講演。林董一先生(愛知学院大学名誉教授)の「国境と民衆 ―尾三国境を中心として―」 。
林董一先生
そして第三部は「はんだ郷土史研究会創立3周年記念」『郷土料理&郷土の銘酒を楽しむ会』だ。料理は箱寿司、ハゼの唐揚げ、メジロ、武豊沢庵と郷土の名産料理。そして知多7蔵の銘酒が勢揃い!であった。
郷土料理を食べ放題、知多の銘酒を飲み放題。それの会費は800円(当日1,000円)。まさに太っ腹のはんだ郷土史研究会だった。ところがその赤字で暫くは苦しんだのである(笑)。
○第61回 終戦の日特集 22・8・15 124名。(1)玉音放送・全編を聴く 解説文付き (2)英訳玉音放送・NHKニュースより (3)「その日、半田は、私は」 他
○第62回 22・9・18 112名 特別講座「玉音放送の謎と実像」講師:日比恆明 ◎『終戦の日のベートーベン』 朗読=千田和子 ピアノ=斉藤優子
2月連続講座で大盛況。中身も充実。
各家に残る「戦争遺産」を展示いただいた。「トラ・トラ・トラ」の受信電文もあり、驚いた。亀崎のMさんの兄が海軍の通信兵だったご縁だ。
○第65回 22・12・19 112名
★創立6周年記念会+「伝統芸能を楽しむ夕べ」・四條流包丁儀式 入口柏修 ・津軽三味線 山口晃司
好評につき包丁式は再登場。
- 『豊田佐吉翁発明動力織機発祥の地』記念碑建立
除幕式(現地)+記念会(アイプラザ半田) 5・12 出席者=315名
これも、はんだ郷土史研究会にとって重要な実績だ。
○第101回 平成25年12月15 104名
例会100回記念講演「萬三家の歴史など」 講師:小栗宏次(小栗家14代当主&愛知県立大学教授) ゲスト:中西聡慶応義塾大学教授+井奥成彦慶応義塾大学教授
中西先生
○創立15周年記念会 平成31年1月20日 アイプラザ半田講堂 522名出席
・一龍斎貞花講談会「榊原亀三郎物語」 他、アトクッション「神戸たんぽぽの会」の友情出演など