中島飛行機の職員名簿
『中島飛行機と終戦』がいよいよ配本される。
早いところは今週末、ほとんどは来週初めのようだ。
今まで、自分の本は40数冊出版しているが、いつもドキドキする時期が今。
売れるか売れないかというより、お叱り、抗議を含め「反響」が気になる。
はんだ郷土史だよりや、このブログで先行しているので、ぼちぼち問合せが来る。
「私の父の資料はないか」などだ。
既に2件も問合せいただいた。
膨大な資料なので、そう簡単に固有名詞は引き出せないが、この写真の「職員名簿」なら一目瞭然だ。
ところで、この名簿の作成日にご注目。
昭和20年8月10日だ。終戦の5日前。本書をお読みの方なら既にご存じのように、中島飛行機は終戦の日=8月15日より相当前に終戦を知っていた。
この名簿は「疎開」のためが名目だが、他に利用価値があった?
何かヒントがあればご教示願いたい。
ともあれ、終戦のゴタゴタ。理解できないことが満載である。
私の祖父 窪山弥栄についての資料など何かないでしょうか。
はんだ郷土史研究会です。長くコメントに気が付かずに大変失礼しました。ご祖父・窪山弥栄様の件ですが、中島の職員名簿を調べましたがお名前はありませんでした。
この名簿は昭和20年8月初めのものですから、この時期には退社されたか転勤したのかかもしれません。窪山様は中島の正社員でしたか、それとも学徒動員などの方でしたか。それが分かればまた調べようがあります。
取り急ぎお知らせまで。 :西まさる