二川

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5月は二度も二川を訪れることになった。一度目は乙川公民館のふれあい事業での「二川宿本陣資料館」の見学。二度目は西川秋次が生まれた二川町三ツ家の訪問である。
 二川宿は旧東海道五十三次の日本橋より33番目の宿場である。「二川宿本陣」は旧東海道に残る二箇所の本陣の一つであると説明を受けた。次の宿場は吉田宿であるが、現在はともに豊橋市である。
 二川宿本陣はもちろん旧東海道に面したところにある。東海道線二川駅のすぐ北側である。西川秋次が生まれ育ったのはそれより南に下がった現在は三弥町と言われるところである。そのあたりの古い地名は渥美郡二川町大字二川字二川である。かつてはその集落は三つ家と言われていた。八幡社の前にかなりの数の家がかたまってある。その集落を抜けると、あまり人家はなく、田んぼや畑が多く残る風景が続く。しばし、西川秋次が青年期まで過ごした二川町三ツ家の空気を感じながら、車で南へ5km程の小松原という地区へ向かった。小松原には西川家の菩提寺、臨済宗妙心寺派の東観音寺がある。東観音寺の老僧の読経を聞いた後、湖西市へ向かった。

* 写真は東観音寺山門

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