伊勢湾台風の体験談を聞く会
昭和34年9月26日に伊勢湾岸を中心に大被害をもたらした巨大な台風「伊勢湾台風」。死者行方不明は愛知県で3300人近く、半田市だけでも291人に及んだ。
55年も前のことだが、人々の脳裏にこの大惨事の有り様は消えないようで、「体験を話したい。体験を聞きたい」との声が多く、この会を企画した。
9月の例会は9月17日(日)。何と台風が九州に接近、これも記録的な大きな台風だ。困った、会は出来るのか。
前夜、前々夜からろくに寝られない。テレビの台風情報ばかり見ていた。というのも当会はちゃんとした会員制をとっていない。連絡網もない。もし、会が中止となっても通達手段がないのだ。
ところが、日ごろの行いの良いぼくたち。天が味方して台風を九州で足止めしてしてくれた。
当日は曇天微風、傘もいらない天気に恵まれた。
さすがに大阪からご参加予定の方や、蒲郡からお越しの方は帰路が心配だからとご欠席。それはやむを得なかったが60名ほどの方で「伊勢湾台風の体験」を話し合った。
その模様は『はんだ郷土史だより』でお知らせする。