共同募金は半田市から始まった。
意外な史実がわかった。
〝赤い羽根〟でおなじみの共同募金運動は愛知県半田市から始まっていたことがわかった。
昭和22年(1947)のことである。
写真はその年のもの。児童の服装から夏から秋にかけてとみえる。
そして、半田市から始まった共同募金運動は、たちまち全国に普及したのである。
これを提唱した当時の半田市長・森信藏(もり・のぶぞう)の公的な挨拶の言葉が半田市報に掲載されている。その一部、
「(私が提唱し、半田で成功した共同募金運動は、)今や燎原の火の如く全国的にその反響を呼び起し、着々社会救済の一大事業として国民に深い関心を持たれるように成った」。
どこでなにがあるかわからないものですね。
半田市は〝日本の共同募金運動の発祥の地〟でもあったのです。