史料ぞくぞくお宝展

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 すっかり恒例となった『わが家のお宝展』。昨年あたりから半田の旧家が史料を出してくれるようになった。
 今年は乙川の旧家・竹内惣九郎家が蔵を開けてくれた。江戸期より庄屋、組頭などを務めた家だけに公文書に準じるようなものも続々と出てきた。
 まだ整理中だが乙川村、亀崎村の江戸期、明治期の新発見がありそうだ。(すでにあった!)
 先々代以前は庄屋(行政者)だったが、先代は教育者。新美南吉が在校当時の岩滑小学校の校長。南吉を中学に進学させることを「畳屋に学問はいらない」と嫌がった南吉の父・多蔵を担任に説得するよう指示したのがこの人だ。
 日記や手紙もごっそりあった。南吉から手紙が来ていないか探したがなかった。但し、内海の豪商・内田佐七や文豪・永井路子から手紙や年賀状が来ていた。どんな交際だったのだろう。
 史料に興味はつきない。
 『わが家のお宝展』は、22年2月20日(土)~21日(日)
 乙川公民館で開催。詳しくは本HP「当会の行催事」に。

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