大相撲・3番続けて物言い
数年前から毎年、大相撲の名古屋場所を観戦している。
今年はびっくり、連休明けの平日というのに、何と満員札止め。満員御礼の垂幕がさがった。
昨年は7分ほどの入りだった。
一昨年はがらがら。桟敷などは半分も空いていて、お相撲さんが気の毒に思った記憶がある。
今年は中入り前に満席状態。遠藤人気(写真)、大砂嵐人気、白鳳人気はすごかった。
今年は幕下以下の取組を観ようと早めに出かけた。
若い力士の対戦は実に面白い。まだまだハングリー精神がいっぱいの感じが良い。2日に1番の人生勝負! 気合も良い。
さばく行司も裸足だ。
そして良いものを観られた。
幕下で3番続けて物言いがつく熱戦。3番続けて物言い、これは珍事かな?
幕下でも勝負審判が幕内と同様、土俵上で協議して、場内にマイクで説明する。審判長は魁皇の浅香山親方。
1番目は行司差し違い。
2番目は同体取り直し。
3番目は軍配通り。
幕下の取組のころは場内はがらがら。力士の吐く息まで聞こえる。
どすん、どすん、ゴン、ゴツン!
懸命に闘う、この若い力士たちの明日に栄光あれ、と言いたくなる。