嬉しいこと二つ。常滑市民大学講座開講とベストセラー

嬉しいことが二つあった。一つはコロナ禍で中断していた常滑市民大学講座が開講されたことだ。

9月13日(日)常滑市中央公民館で開講。条件が悪い中だが、30数名がご出席。演題は「鴉根弱者救済所と亀三郎の狐」。熱心に受講くださった。

会場は定員の半分以下に抑え、ソーシャル・デスタンスを確保。感染対策はしっかりとされていた。

壇上のぼくはフェースシールド。これで1時間30分喋るのはけっこう辛いものがあるが、少しも手抜きはしないでがんばった。

そしてもう一つ嬉しいことがあった。

何と拙書『昭和史の隠れたドン 唐獅子牡丹・飛田東山』がアマゾンの「人物評伝」で売れ筋1位になった。ベストセラーとリボンが貼られているのをご覧願いたい。ベストセラー! ああ何と甘美な響きなるかな。(笑)

作家生活30有余年、出版した本は50点を超える。だが、どれもベストセラーなど縁遠い本だった。思えば、『悲しき横綱 大碇紋太郎伝』が丸善書店のベスト本の1位になり、本屋大賞にノミネートされたことがあったが、本は売れず、返本の山だった。

あれから15年。リベンジ! ・・・・。ともあれ飛田東山という男を、少しでも多くの人に知ってもらいたい。それにつきる。

良いことが二つあった。私ごとですみません。

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