新美南吉の狐のモデルは亀三郎の狐
南吉の晩年の名作『狐』。南吉作品の集大成ともいえるこの作品に登場する狐は、鴉根山の狐。つまり榊原弱者救済所にいた三本足の狐である。
その詳細は後に述べるにして、その狐の像を榊原弱者救済所跡=史跡公園に建立することが昨日の保存会の総会で承認され、決まった。
像は写真のもの。高さ60㎝。常滑焼である。
この像を1㍍ほどの高さの台の上に設置、この地と南吉の関わりをPRしたいと思っている。
像は出来上がった。写真を撮った場所がぼくの汚い事務所なのでバックは悪いが常滑焼の像はなかなかのものだ。
「新美南吉の狐のモデルは亀三郎の狐」は4月21日の当会例会で西まさるが講座の形でご説明する。
お出掛けいただきたい。会場はいつののアイプラザ半田。13時半から。