浮世絵展からナゴヤドーム開幕戦
とんでもなく忙しい、というか体力のなさを痛感した一日だった。
午前中の仕事を済ませ、名古屋市博物館へ浮世絵展を見学に。
金山から地下鉄にと思ったが、名古屋市内は地下ばかりでろくに市街地は見ていない、と思いなおして、市バスに。
市街地は楽しかったが渋滞。渋滞。
金山から30分以上。
でも良いこともある。
和服姿の美女がぼくの隣。
歳のころは30歳そこそこ、桜の柄の清楚な和服。
きょうの浮世絵展は和服での来場者には記念品をくれる。
ぼく「浮世絵展に行かれるのですか」
美女「そうです。あなたもですか」
ぼく「そうです」
美女「では、ご一緒していただけませんか」
ぼく「いいですよ」
美女「帰りにお食事もご一緒にいかがでしょう」
ぼく「いいですよ」。
てな具合になるわけはない。
浮世絵展は満員。人の群れについて歩きへとへと。
途中でリタイア。
妻と合流するため名古屋駅へ。平日なのに駅もデパートも人、人、人。
世の中は好景気なのかもしれない。
時間までうろうろと歩く、歩く。
その後、ナゴヤドームへ開幕戦の観戦。
プラチナシートの新しい座席で楽は楽だが、歩きに歩いたあと。
足はパンパン。ビールの酔いも早い。
太ももを叩きながた、ふと、豊橋の文学博士を思い出した。
博士は日本最難所の峠を徒歩で越え、翌日は布団から出られなくなったという。
そんな無茶をする歳かよ、と思いっきり笑ったバチがあたったようだ。
前田健太の剛速球と谷繁の空振りを観て帰った。
ナゴヤドームの帰り、美女が隣にいた。
よく見ると、うちのかみさん。
お~怖っ。