珍客トン客

ファイル 287-2.jpg

 わが事務所というか、物置というか、書斎というか、ともあれ10坪ほどの部屋には来客が多い。
 いろいろな方に寄っていただけるのはありがたいことだ。
 とても偉い人も来るが、当然だが、そうでもない人が多い。

 そんなある日、ガラスドアの外から見慣れない顔が事務所を覗き込んでいる。
 愛嬌のある、どこか見覚えのある顔だ。

 「どちらさま、そんなところから中を覗いていないで、入っておいでよ」と声を掛けると、見覚えのある顔は去って行く。
 待って! と外に出ると、なんと見覚えのある顔は豚さんだ。

 お~っピックりした! (←注意)

 そして写真撮影。
 写真のそばには見慣れた人も集まってくる。
 その辺りもピックアップして見てほしい。

 とんだお騒がせの一時でした。

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