細井平洲

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 はんだ郷土史研究会では、例会の講座で多くのテーマを取り上げている。そのため、私の専門外というか、良く知らないことまで質問を受けることがある。お答えしたいのは山々であるが、残念ながら「頭についでがない」のである。
 先日、細井平洲の研究している先生が東海市に来られるので、我が会で研究している方に会いたいという話があった。そこで、杉浦さん・池上さんに連絡したところ生憎二人ともご都合が悪いということであった。仕方がないので、最後は黒田先生と私で行くことにした。場所は蟹江嘉信さんのお宅。蟹江さんは元カゴメの社長で、現在は東海市平洲会の会長をしてみえる方である。
 お会いしたのは小野重伃先生。ここからが大変であった。小野先生の質問にしどろもどろになって答えた。私達の会で最も知りたいのが、平洲の妹のことである。我々が反対にこのことを小野先生に質問した。小野先生はそれでは半田の光照院へその証拠を見付けにいこうと言われた。ことの成り行きから私達も光照院へ行くことにした。
 御住職に江戸時代の過去帳を見せていただいた。過去帳からは何も出てこなかったが、その他の収穫はあった。それはそれでいいのだが、我々はどうもマズイ時間にお寺さんを訪問してしまったようだ。御住職はWBCの決勝戦のTV観戦を中座してお付き合いをしていただいたのである。日本が勝ってくれて、やれやれ。

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