記念大会に、博士三人の揃い踏み

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 『ふるさと講座』101回の記念大会に想定外の幸運が。
 なんと、第一線でご活躍の博士が3人、壇上に登壇したのだ!
 当会の講座がまるで「近世史学学会」の様相となった。

 小栗宏次博士(工学)=愛知県立大学教授
 中西聡博士(近世経済学)=慶應義塾大学教授
 井奥成彦博士(近世史学)=慶應義塾大学教授
 のお三人である。

 小栗宏次先生は、半田小栗三郎家の十四代当主。今回の記念大会の記念講演を「萬三家の歴史など」のテーマで、お願いしていた。
 ところが、旧家小栗三郎家を長年、調査研究しているのは、慶応大学の中西研究室。
 そんな関係で「私も行ってあげる」となったわけだ。
 中西先生は、昨年度の日本学士院賞の受賞者。日本学士院賞といえば日本のノーベル賞のようなもの。相当の学者である。むろん小栗家のことは小栗当主以上の知識だろう。

 さらに井奥先生だ。
 井奥先生は、近世史学者で〝醸造〟などがご専門。
 「それなら、おれも行くよ」の流れ。

 そして、臨時〝近世史学学会〟が乙川公民館で開かれたわけだ。

 「面白い」の一言に尽きる。
 一流学者が長年調べた結果のエキスである。
 あっという間の80分。
 110名の参加者だが、いつもと空気が違った。

 会場の誰かが、思わずもらした一言。
 「きょうは、もうけた」。

 何かの機会にきょうの講座をみなさんにお知らせしたいものだ。

 講座終了後、懇親会。
 「すし」「しっぽくうどん」「おでん」の屋台。
 和室では「茶室」も。
 これも自慢したいが、今度にする。

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