読む本、見る本、ながめる本
目の前に何冊か本が積んである。読まなければと思って出してある本。参考にしようと置いてある本。或は戴いた本もある。
研究するには、どうしてもこの本だけは手に入れなければと思った「豊田佐吉傳」は大枚二万円近く出して買った。戦前に発売された子供向けの本「発明物語織機王豊田佐吉」は1円30銭の値段がついていた。これは数千円出して買った。ちょっと懐にはこたえたが、自分のお金をだして買った本は何度も読んだり、参考にしたりと元が取れたような気がしている。その反対に立派な装丁の本でも古本だと、非常に安く郵送の費用の方が高かったりする。その時は安くて嬉しいのであるが、気が付くとそのような本は、ちょっと見るだけで手に取る回数が少ない気がする。
服部美奈名古屋大学准教授著の「インドネシアの近代女子教育」という本が私の前にある。いただいたものである。ペラペラとめくってみたが難しそうである。この本がながめるだけになったかは数ヶ月経った頃報告することにする。