10月例会・知多半島の豪商と紙幣

うっかりブログの更新を忘れていた。ごめんなさい。

10月例会は「尾張知多の豪商と紙幣」。同名の本を本美吉朗さんが出版されたお披露目の意味もあるのだが、そんなことより尾州古札研究会会長の本美さんの貴重なコレクッションも展示してくださった。その中には、尾張藩が最初に発行した藩札もある。これは寛文六年(1666)に発行された「判書」と呼称される藩札(銀札)でな本邦初公開の貴重品だ。それもあり、なかなか中身の濃い講座になった。

講座は壇上が苦手な本美さんに代わり、西が代演のかたちをとった。写真の会場の右側に本美コレクッションの展示。むろん本人が質問に応答するスタイルだ。本美さんの前の5台の机の上に並べられた貴重な古札・紙幣。下世話なことを言うが、合計すれば、ン百万円? いや、ン千万円かな?


『尾張知多の豪商と紙幣』は第二章の知多半島歴史雑記にも注目できる。特に「全国民が持っていた身分証明書」、「知多半島最初の映画常設館」「協和(天神)学校始末記」が面白い。それに豪商の目新しい話も。これらはまた例会の演題にしてみなさんと論議したいと思っている。

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