12月例会 半六邸のかまど=阿部麻子氏

半田運河沿いにある半六邸は、江戸後期から明治初期にかけて海運業や醸造業などで富を築いた豪商・中埜半六の邸宅である。その台所に七連の竈(かまど)がある。宇都宮三郎が関わった竈ではないか、などとも考えられていたものだ。

それを半六コラボが使用できるように修繕した。修繕は成功して美味しいご飯が炊けたというが、ぼくは食べていないので美味しいかどうかは不明だ(笑)。

その竈の修繕過程でいろいろな物が出てきた。一つは大正時代の物とおぼしき歯ブラシ。当時はとんでもなく高価だったというプラスチック製だ。

その興味深い話を半六コラボの阿部麻子さんがしてくれた。(写真は講演する阿部さん)

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