7月10日参院戦の朝、人影なし

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 ただ今、平成28年7月10日(日)朝10時40分。写真は、わが事務所の横、JR乙川駅前の光景である。
 愛知県の田舎、知多半島。その田舎、半田市の、そのまた田舎、乙川とはいえ、人口2万人の地区。その玄関口であるはずの駅前に人影はまったくなし。
 静かで良いところ? そのとおり。まったく静かである。

 きょうは7月10日参院戦の朝、人影もなし。声もなし。
 そういえばこの2週間、選挙カーはこの町に来たのだろうか。候補者を乗せない共産党の街宣車が何度か来たが、その他は見ていない。

 きょう多分、自民党が圧勝するだろう。衆参で3分の1以上の改憲勢力になり、憲法を変える方向に日本国は動くのだろう。
 そして数年後には軍歌を歌いながら日本軍は「平和の名のもとに」進軍して行くのだろう。

 どこへ進軍? どこだっていいのだ。まず海外派兵することが重要なのだ。大義などどうにでも後付できる。「平和を守る戦争」というフレーズさえつければどうにでもなる!
 と、指導者たちは話している。高級ホテルの会員制のバーで。

 そんなぼくの予感・予知夢は当たるだろう。
 ともあれ、そんなことは知らん顔で人々は欠伸をしている。参議院選挙の朝である。
 10年後もこの静けさが続きますようにと、せめて祈ろうか。

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