ハートマークの力

ファイル 244-1.jpgファイル 244-2.jpg

 ハートマークというものは、特別の力を持っている。
 見るだけで嬉しくなったり、微笑ましくさせる妙な力がある。

 女性からメールが来て、文末にハートマークなんかついていると、特別な感情が湧いたりする。(経験はないけど…)

 心臓の形からイメージしたロゴらしいが、起源を調べると、女性のお尻がモデルいう説があった。
 なるほど、これが名説かな?

 先日、小栗萬三家によばれた。萬三商店として醸造、飼料などで財を成した半田屈指の名家だ。(当時の豪商の職種は総合商社とするのが正しい。)
 さて、その庭には白モッコウバラが咲き誇っていた。
 この木は、江戸中期のご当主が、当時、中国から伝来したばかりの苗を取り寄せて植えたという。
 バカ高い値段の苗だったはず。豪商はこんなところに大金を使って、そこに生きがいを感じていたようだ。
 (豪商の家訓⇒ 主人は家業に口を出すな、手も出すな。商売は番頭さんに任せ、旦那さんは道楽をしていろ。その方が随分安くつく。=某豪商家で実際に聞いた話)

 さて現代の小栗萬三家。ご当主がこの木の幹がハート形に曲がっているのを大いに喜んで、これに似せた菓子を特注して配っている。
 ハート即ち幸せと思うからだろう。

 ぼくは頂く方だから文句は言わないが、これがハート形でなく、バツやベロの形だったら菓子まで作って喜ぶだろうか。
 ハートだからこそだよね。

 先日、明治村に行った際、京都市電の車窓から池を撮った。
 白鳥を撮りたかったのだが、後で見ると、池の手前の草が、
 さあ、ご覧あれ。ハートの形になっている。

 萬三家の名木、モッコウバラのハート形も結構だが、
  池の畔の名もない雑草のハートもなかなかのものだ。

 ぼくも萬三家に対抗して、これに似せた菓子を作って、お配りする…… わけにはいかぬが、
 ハートマークの力だけは、おすそ分けしたい。
 どうぞ、ご賞味あれ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です