再興立川展(たてかわ)

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亀崎の立川美術館で4月25日~5月10日の期間で行われている再興立川展を見てきた。祭りの彫り物はそれなりに見慣れているが、今回は知多市新田小学校の門に飾る登竜門の彫刻の展示もあるということで、出掛けていった。これは昨年、我々はんだ郷土史研究会が「信濃路の旅」でわざわざ見学した開智学校にならい、製作するということだそうである。さすがに学校の門につける彫刻ということで大きく、また白と金で彩色されており立派であった。
 立川をまだまだ、タチカワと読む人も多く認知度は一般には高くないようだ。だが、立川流彫刻(たてかわりゅうちょうこく)は知多地域、特に半田市内に多くの山車彫刻を残し、地元の彫常や岸幕という彫師が育つきっかけをつくったことは大きな功績だと思う。

*写真は新田小学校に飾られる間瀬恒祥作の登竜門の彫刻

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