わが家のお宝展 明治初期の通貨の謎

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 1月17日、18日は当会恒例の『わが家のお宝展』。
 本物の「千両箱」から「化粧廻し」まで貴重な展示品のなかで、今回びっくりは、幕末から明治初期に巷間で流通した「為替手形」がごっそり展示されたことだ。(協力=尾州古札研究会)
 幕末の政乱、戦乱は、幕府や藩の発行する貨幣の信用を著しく失墜させた。聞けば、尾張藩の藩札が6両分でようやく小判1両と交換できたそうだ。
 明治になって、明治政府も、太政官札、民部省札、為替会社札などを発行したが、いずれも当初は政府の信用が強固でなく、国民もその使用になれていなかったので、打歩をつけなければ正貨と交換できなかった。
 そこで庶民はお上の発行する貨幣を見捨て、自ら「通貨」を発行した。それが写真の「為替手形」である。
 商家が物を仕入れる。これまでは、お上が発行の貨幣で支払っていたが、それは信用がない。政変の最中だから貨幣がいつ紙くずになるか分からない世相なのだ。そこで「商家が発行する、いわば借用書ともいえる手形」で買掛金を決済したのだ。その手形を受け取った商家が、自分の仕入れの決済に回す。その際、裏判(保証印)を押す。手形は更に信用度を増す。
こうして民間発行の通貨が出来たのだ。
 知ってた? こんな不思議な歴史。
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