「はんだ山車まつり」創立秘話
5年に1度の「はんだ山車まつり」が10月6・7日に半田市内で行われる。第7回である。
この祭、他所の人にはピンとこないだろうが、「地区の山車を他の地区に出す」ことは、びっくりするほど大変なことなのだ。
普段はおとなしい半田の人も、こと祭のことになると人が変わったように意見を言う。
(いわば神学論争だから誰も言い負けない。だから誰でも参加する)
――ぼくなど門外漢から見ると、滑稽でさえある。
毎年行われる地区の祭で、その地区の中を行く道が少し変わっただけで、あれやこれやと喧嘩している。伝統だ! 神事だ!
――ぼくなど門外漢から見ると、滑稽でさえある。
それが半田市内10地区すべての事情で、風習でもある。
声の大小があるだろうが、例外は聞いたことがない。
その山車31台を歴史上例のない、地区外の一ヶ所に集めようというのだから、これは無謀なことだ。
この無謀なことをやってのけたのが、いまから30余年前の半田JCのメンバー。中心人物は酒井義弘氏だ。
31台の山車が歴史を超え(無視し)、伝統を無視し、1ケ所に勢ぞろいした。
壮観である。見事だ!
――ぼくなど門外漢から見ても、泣きたくなるほど壮観だ。
その無謀なことをやってのけた酒井義弘氏を呼んで、35年前の創設秘話を聞こうと思う。
きっと「ここだけの話」が聞けると思う。
9月23日(日)乙川公民館大ホール。
門外漢でない人の参加を、大いに呼びかけたい。
9月23日PM1時半からです。