「江戸吉原遊郭をつくったのは知多半島の人」常滑市民大学講座
本年後期から再開した常滑市民大学講座。コロナ禍の中ではあるがなかなかの盛況。学習意欲の旺盛な方がたくさんおみえいただいた。
今回は「江戸吉原遊郭をつくったのは知多半島の人」をお話した。
これは近世史に一石を投じた大発見。新吉原遊郭をつくったのは知多郡須佐村の松本清十郎を中心とした知多半島の人なのである。これをエビデンスを示しながら発表したのが『知多半島郷土史往来』や『吉原はこうしてつくられた』(新葉館出版)なのだが、これを1時間半の講座ですべてお話するのはとても無理。今回は知多の人が吉原に進出した証拠やどうして新吉原遊郭が建設されたのかに重点をおいた講座にした。
この話は奥が深い。陰陽師、非人たち、家康や千賀志摩守。どこまでも話はつきない。
今後も続けていきたいものだ。