カラオケでリハビリも・・
ありがたいことに脳梗塞の後遺症も少しは落ち着いたようだ。
でも体力の低下は情けないほど。15分も歩くと疲れる。2時間も机に座っていると立ち上がるのが辛い。これではいかんと数ヶ月前からいろいろとリハビリらしきことを模索している。
その一つがカラオケだ。
腹の底から歌えば、腹式呼吸、即ち腹筋運動になる。ストレス解消にも効果は大。ということで最近、数回カラオケ屋に家内と一緒に行っている。ふたりカラオケである。
ぼくは、思い切り美声を響かせ朗々と歌う・・・・つもりだが、ブランクも長く、腹筋も弱っていることもあり声が出ない。特に高音がまるっきりで出ない。
発声練習のつもりで、腹から声を出すロシア民謡の『ともしび』『カチューシャ』など。それに、昔から大好きな『早春賦』を歌うが、とても昔の面影はなし。
これはすべて病気のせい・・ と自らを慰めている。
ところがだ、優子さん(家内)は高校、大学と音楽専科。本職はピアノだが声楽も多少はかじったのだろう。特に最近、地元のコーラスグループの指導をしていることもあり、うるさい、うるさい。
ぼくが音を外すとブウブウと文句。ぼくが気持ちよく歌っているのに歌唱指導を始める・・。おい、おい、好きに歌わせてくれよ。
ぼくはふてくされてビールをグイグイ。
♪♪これじゃ身体にいいわけないよ~
てなカラオケリハビリであります。
優子さんの歌はどうかって? それはだね、あなた。メゾソプラノで歌う『上を向いて歩こう』は、思わず下を向きたくなるよ!(笑)
音程優先、こぶしなしのド演歌は演歌のジャンルを外れているぞ!(笑)
演歌は適当に音を外すのが味だろう、譜面の通りじゃ面白くないよ、て、ぼくは小声でブツブツ言っているのです・・・、内緒だよ。(笑)
このブログが優子さんに見られないように祈りつつ、
♪♪そっと、そっと~ おやすみなさい~