コロナに負けず、日常へ!
名鉄カルチャースクールが開講した。3、4、5月と休講したので4ケ月ぶりの講座だ。
心配した受講生の諸氏も元気で多くご出席くださった。
久しぶりなので、一言ずつ近況報告をしてもらう。「自宅での自粛にはすっかり慣れた」との声が多いのには何だか納得。「きょうの講座のために、昨日は予行演習で遠出の散歩をした」にはちょっと感動もした。
講座は「尾張の藩札」にした。これは本美吉朗氏が出版準備中の『尾張知多の豪商とお札』を下敷きにしたもの。この本美氏の本は、当代初披露の「札=紙幣=藩札」などが満載の名著である。
小生も「知多半島は家康の国で幕府直轄地。尾張藩札は不融通の地だ!」と再々、口角泡を飛ばして述べて来たのだが、その裏付けをしっかりとしてくれたのがこの本。ありがたい本なのだ。
さてさて、コロナさんは、まだいるのか、どこにいるのか。少しはおとなしくしていてくれるのか、どうかは分からないが、ボチボチ日常に戻らないと自粛ばかりでは残り少ない人生を無駄にしてしまいそうだ。
おそるおそるだが、日常をのぞき見たいと思っている。
・当日のレジュメ
・名鉄神宮前駅。この6階で「知多半島のふしぎ物語」を開講中。
●名鉄カルチャーは開講したが、はんだ郷土史研究会の『ふるさと講座』6月は会場の都合で休講。
●『ふるさと講座』7月例会=7月19日(日)はアイプラザ半田小ホールで開講する。ご出席を。