乙川祭礼
何となく、春めいてきた。今日は急に強く春を感じることになった。桜が咲いたのでもなければ、春一番が吹いたのでもない。春を告げる「乙川祭礼」の寄付を、各山が回り始めたのである。我が家にも、浅井山・殿山・南山・西山、すべての山が篤志寄付のお願いに来たのである。毎年、少額ではあるが四山すべてに協力している。乙川祭礼の寄付を出すと、「もう春だな」と思うのである。
本来はもっと風流なことで、春を感じたいと思ってはいるが、これも乙川に住んでいる者にとっては仕方ないか。そんな気持ちである。
乙川祭礼は半田の春祭の先陣を切って行われる。かつては旧暦の1月15日と16日に行われていた。そのため乙川祭礼の名物は「糸切り風」が吹くことだと言われていた。現在は3月の後半の土日で開催される。今年は3月21日(土)・22日(日)の二日間である。
亀崎でも半田でも、そして乙川でも祭について話し出すと止まらなくなる人がいる。私も家内からは、そんなふうに思われているかもしれない。このあたりで今日の「乙川祭礼」の話はおわり。
*写真は今年の乙川祭禮のポスター