西まさる編集事務所
先日、NHKの番組で、わがオンボロ事務所が舞台になった。
西まさる事務所に記者が来て、玄関で「こんにちわ」、「ようこそ。どうぞお入りください」との脚本だ。そして、書棚の前で、ぼくが、分かったような、うん蓄を語る・・ という流れである。
こんな出来レースようなシナリオだが、これが一番、掴みがいいらしい。
ところが、さすがNHK。守備範囲が広く、意外なところから電話やメールが来た。
その中で、「西まさるの事務所に興味あり…」、「物書きの事務所とは、こんな感じなのか」が数件あった。ちなみに、「西の論説には感心・・」は1件もなし。
興味は、まるでゴミ屋敷のような、わが事務所なのだ。そのどこが面白いの? と言いたいのだが、たぶん、珍しいもの見たさ、怖いもの見たさなのだろう。
ならば、ご披露しよう。
と言っても人様にお見せするようなものではない。どこからか覗き見しているおつもりでどうぞ。
あまりの汚さに気分が悪くなっても、それは自己責任で。
そして、ちょっとだけ見栄を張る意味で、少し前の「胡蝶蘭が飾ってあった時」の写真も出す。但し、この立派な蘭の花はわが事務所にて、間もなくドライフラワーになったのであります。
わが事務所への贈り物は、間違っても生花はいけません。水の補給は一度もなく枯れてしまう。花がかわいそうだから。